コラム

間違った塾選びをしていませんか?最優先ポイントはこれ!!

学習塾の決め手

学習塾の指導スタイルは、その塾によって違います。数ある学習塾の中から実際に通う教室を決める理由でよく上位にあがるのが、「家から近いから」という理由が挙げられます。また、「友達が通っているから」も選ばれる理由の一つでしょう。しかし、それ以上に大事しなければいけないのは「なぜ学習塾に通うのか?」という理由です「成績が下がってきたから」「受験に向けて」など、それぞれの理由があるかと思います。つまり、その目的が達成できるかどうかが、学習塾を決める決め手にならなければいけません。そして、学習塾のメインサービスは、当然ですが、【授業】となります。

つまり、その【授業】が本人の性格や能力とマッチしているかどうかが最も重要視されなければならないポイントになるかと思います。

 

今回は、数ある学習塾のスタイルの一つである「個別指導」についてご紹介します。

個別指導とは

一概に個別指導と言っても、講師1名で生徒1名をマンツーマンで指導する1:1指導や1:2指導、1:4指導など様々です。そして通塾回数を選択し、それによって受講料が決まる形の学習塾が大半です。個人の学力や目的に応じて、授業内容を調整してもらえるのが最大のメリットです。

 

今回は講師1名で生徒を複数名指導するタイプの個別指導を想定して、のような成長が可能なのか、どのような生徒さんに合っているのかをご紹介します。

個別指導で伸ばせる能力

検索力

検索力とは、頭の中にある知識をうまく思い出す力のことです。暗記力にもつながりま
す。個別指導はコマ数で契約をするため、指導してもらう時間をどれだけ確保するかが成長するポイントです。自分で解く時間をなるべく少なくしないと、1コマの中での講師からの指導時間が減ります。また、思い出す問題はあきらめのタイミングが難しいため、何とか思いだそうと力んでしまい、時間ロスにつながります。頭の中で基本的な知識をしっかり記憶としてとどめておけば、活用問題に時間を割けるので、実践的な学力向上につながります。

 

正確性

正確性とは、正確に問題を理解し、処理する力です。判断力と処理力の見定めにつながります。これも「検索力」と同じですが、計算問題や知識問題を正確に処理できなければ、その問題に対するやり直しなどで時間ロスにつながります。また、自身で答え合わせを行う個別指導の場合、単語のスペルミスなどに気づかずに正解にしてしまい、それを謝った記憶として脳内に焼き付けてしまうことがるので、この力が必要となりますし、伸ばしていくべきポイントになります。

 

計算力

プロセスを頭でイメージして処理する力です。時間の範囲内での冷静さがわかります。苦手な計算問題は別として、簡単な間違いをしないことが大切です。教えてもらったことをしっかりと頭の中でイメージすれば、何度も演習しなくてもできるようになるでしょう。

 

どうだったでしょうか。上記で紹介した能力は個別指導型の学習塾で必要とされる能力、また、通塾することで成長することが見込まれる能力です。ぜひ、習い事選びの際の参考にしてみてください。