お子さまが生まれて少しすると、ご夫婦の間で習い事についての話題も増えてくるのではないでしょうか?自分の子どもの将来を心配しない親はいません。少しでも将来役に立つ習い事に通わせたいと悩む方も多いかと思います。
今は習い事の種類も多く、多種多様なお教室があります。同じ種類の習い事の中でも、自分の子どもに合っている教室はどこなのか?本当に悩む部分だと思います。
また、習い事は費用がかかるものですし、それなりに時間拘束もでてきますので、やみくもに通わせることもできません。
ここでは、年齢別におススメの習い事を簡単に紹介していきます。
習い事を始めるベストな年齢
まず、お子さまの習い事について、何歳から始めるのが正解というのはありません。0歳の赤ちゃんでも、受け入れ可能なお教室はあります。そのため、習い事自体を何歳から始めるのがベストというものはなく、各家庭での判断になります。
一般的には?
ベネッセ教育総合研究所の調査結果をご紹介します。(参照:ベネッセ教育総合研究所)
■習い事をしている幼児の割合
※通信教育含む
1歳後半児 | 17.0% |
---|---|
2歳児 | 25.7% |
3歳児 | 29.8% |
4歳児 | 47.9% |
5歳児 | 71.4% |
6歳児 | 82.7% |
この結果から、4歳ごろから習い事を始めるご家庭が多いようです。5歳以降は7割以上となり、年齢が上がるにつれてその割合も上がっています。一方で、3歳児でも約3割程度のお子さまが何かしらの習い事をしていることになります。0歳~2歳児
0歳~2歳のお子さまにおススメの習い事
0歳~2歳児の習い事となると、まずは受け入れ可能かどうかが一つの基準になります。現在は、習い事の多様化も進み、英会話やリトミック、スイミングなど習い事で、受け入れ可能な教室があります。
今回は、0歳~2歳児のお子さまが通うことが可能な習い事の中でも、特におススメの習い事として、「英会話」と「スイミング」について、その理由も含めてご紹介します。
0歳~2歳児の英会話
まだ、生まれたばかりで言葉もしっかりしていないのに、何も身につかないのでは?と思われる保護者の方もたくさんいらっしゃるかと思います。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんでも「音」には反応しています。普段、あやす中でも音に反応している様子は見られるでしょう。まだ、しっかりした言葉を話せなくても、身近にいる親や兄姉の話す声を聴いています。そして、自分で言葉を話す準備をしています。つまり、言葉を話すための準備として周囲の「音」を聴き、耳を鍛えているのです。
この時期に、自然に英語が「音」として耳に届く環境にすることで、耳が英語の発音に慣れ、自然と英語が聞き取れるようになります。それが、言葉を話すことができるようになったときに、抵抗なく英語も話すための力になります。
今は受験英語ではなく生きた英語、日常で使える英語が大事な社会になってきています。早い段階で英語独特の「音」になれる環境を習い事として考えるのも良いでしょう。
また、幼児教育における語学学習についてはコチラでも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
→ 「外国語学習について」
0歳~2歳児のスイミング
次におススメなのがスイミングです。数ある習い事の中でも人気の水泳・スイミング。では、特に0歳~2歳児にとっての習い事としてのスイミングにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
スイミングは全身運動ですので、もちろん身体的な成長も期待できるかと思います。ですが、この時期におけるスイミングのメリットは身体的な鍛錬だけでなく、肺を強くし、呼吸器官を鍛えることにもつながります。それによって、喘息(ぜんそく)などの予防につながります。逆に、ちょっと喘息気味なお子さまで、スイミングに通うことでその症状を改善させた話もよく聞きますね。
また、この時期のスイミングはベビースイミングと呼ばれ、保護者が一緒にプールに入ります。0歳~2歳児にとって、プールの中で親子のスキンシップが取れることで、お子さまは水中でも落ち着いて状態でいられます。この状態を継続することで、お子さまは水に対する恐怖心を感じることなく、自然と水に慣れていくことができます。それが、クロールや平泳ぎなどの泳ぎへの苦手意識や水への恐怖心なく、自然とひとり泳ぎへ継続することにつながります。
さらに、スイミングの指導は一般的にコーチ1名対数名の生徒で行われます。またプール内では話し言葉による注意・管理はどうしても少なくなります。この環境のため、お子さまはコーチの指示をしっかり聞く、返事して理解を示すといった基本姿勢を自然と身に着けて行くようになります。
スイミングの効果はコチラでも紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
いかがでしょうか?習い事は、いつから何に通わせるのが正解というのはありません。ただ、それぞれの習い事にはそれぞれの特性があります。お子さまの性格や将来像などと照らし合わせて、選択していきましょう。